「整備済みに再登場でintelを振り返る」Appleにとってintelの存在とは。

どうも皆さんこんにちは、yosiです。

今日、自宅に帰ってきてからMac整備済みのページを眺めていたらこんなのを見つけました。

な、なんと!intel MacBook Airのご登場!!

1.1GHzクアッドコアIntel Core i5を搭載した13インチMacBook Airです。M1登場前の最後のintel MacBook Air。今はあまりないと思いますが、アプリの互換性の問題を抱えている人は欲しいかもしれません。

 

さて、今回は「Appleにとってintelの存在とは」について。。。

 

1.AppleIBMとの関係をやめ、PowerPCintelにした

2005年当時の既存MacにはAppleIBMが共同開発した、「PowerPC」が載っていました。(実はPowerPCは元祖Appleシリコンです)

なんでだろー?とググってみるとWikipediaにこんな内容が。

2005年6月6日WWDCの基調講演において、1年後以降の消費電力あたりの性能向上が著しいことを理由に、2006年半ばよりCPUをPowerPCからインテルX86系のものへと順次切り替えていくとAppleより発表された。これは、特に熱に弱いノートパソコン向けに、インテルの低消費電力チップ「Pentium M」と歩調を合わせ、同社のコンピュータをより現代的なものにするために行ったものである

Pentium M」って… あの激雑魚CPUではないかー!!と思いましたが、当時は十分なスペックだったのでしょう。

 

2.AppleIBMとの関係をやめた後、intelとの関係も断ち切り、ARMに乗り出す

PowerPCの搭載をやめ、intelMacに乗り出した後、2年に一回のintelCPUの新世代のリリースで、Macは常に最新のintelCPUが載っていました。

しかし、intelは突然、その2年の周期を3年にすると発表。

これ以降、Macには最新機種でも1世代、酷いと2世代もの前のintelCPUが載るように。

そして、AppleMacの上位機種のGPUAMD Radeon Proを採用。いつしかintel iris Graphicsも雑魚扱いされました。

そして、2020年冬のApple EventでApple シリコンの採用を発表。

翌年にはApple M1を搭載したMacBook Air・13inth MacBook ProMac miniが発売され、「省電力で高性能」「シングルスコアがバカ強いw」などと話題に。

こうなってくると、intelも負けずにはいられません。intelはM1PRO/MAXチップの生産を担ってやろう、とAppleに提案します。しかし、Appleさんあっさり拒否。

そして、第12世代intel Core i7がM1MAXの性能を上回る、というニュースもありましたが、やはり電力効率が悪かったのでしょう、いつの間にかほかのニュースにかき消されてしまいました。

 

3.Appleシリコンは100年に1度のコスパ最強CPU

きっとジョブスがまだいたらM1の性能にはビックリでしょう。なんせ、安い・早い・冷たい、だから。いや吉野家かw

M1の登場でMacは手を出しやすくなりました。スペックを求める為に上位機種を買う必要がなくなったからです。下手するとWindows圧倒するんじゃない?と思いますが、Windowsとどうしても共存してしまう理由が「ゲーム分野」でしょう。これはAppleの幹部自体も認めていることです。

あと、補足しておくとM1の登場でMacのすべてがよくなったわけではありません。

 

4.intelでは「Classic環境」M1では「Boot Camp」が使えなくなった

PowerPCからintelに移行したときに問題になったのがアプリの適応。

M1の初期時代はお馴染みだった「Rosetta2」。実はintel移行の際もRosettaがありました。(「Rosetta1」に当たる。)

このRosetta1を使用するととてつもなくアプリのパフォーマンスがダウンするのです。

なのでClassic環境がなくなったのはめちゃくちゃ非難されました。

一方、Rosetta2の方は使用してもさほどパフォーマンス低下にはつながらないとのこと。これがキッカケなのか、M1ネイティブ対応のアプリが物凄い速さで増えていきました。

一方intelCPUを載せたことで可能になった、Windowsのインストール。初期はWindows xpBoot Campが実現されました。しかし、最近はWindowsでしかできないこと(ゲームを除く)よりもMacでしかできないことの方が多いです。(Officeも早いうちにネイティブだったし)よって、BootCampは大多数の人には不要になったわけなのです。万が一必要になっても、最近のParallelsは高品質になったので全然使えます。Arm版で十分な気がします。

 

5.教育現場でも「Windows必須」の流れがなくなってきた

昔は学校のPCと言えばWindowsでした。OS Xなどを使っている方が珍しい、どころかおかしい、という雰囲気。

しかし、最近はChromeBookiPadを扱う学校も増えており、「教育現場はWindows」の流れはなくなりつつあるのかな、と思います。まあChromeゴミやけどChromeも工夫次第でしっかり使えます。なので、子供のうちからWindowsに慣れていなくても問題はないと思います。中学校の入学祝にM1MacBook Airを買ってあげる、とかで将来への道がぐんと広がると思います。

※ゲーマーを目指している子供にはWindowsを買ってあげてください。

 

6.今日のお告げ「yosiは実は元々Windows信者」

僕は小さいころから周りにApple製品がありました。家族はiPhoneを使っていたし、家庭用のタブレットiPad。家庭用のiPadiPad2を使っていて小2の買い替え時にお下がりで貰ってから、小5でやりたいことが増えてiPad Airに買い替え。小6で初Macを買うまではやりたいことはずっとiPadでやっていました。iPadでできないことはWindowsで。しかし、今僕はWindowsを使っていると「なんか違う」とどうしても思ってしまいます。それくらいmacOSは使いやすいのです。これからの時代、Windowsを攻略する必要は必ずしもないとは思います。

それではこの辺で!

 

2022/07/29 19:41更新

※写真がなさ過ぎて吐き気がしたので写真を入れました。